松山市のファイナンシャル
プランナーが語る
資産のふやし方と寿命の延ばし方
資産形成をしていく中で、ぜひ皆さんにマネープランを考える際に取り入れていただきたいことがあります。
それは考えていく順番を、将来から現在に向かっていく流れで考えていくということです。
希望に沿った心から実現したい将来をゴールとして、将来から現在へさかのぼって考えていく。
そうすると前向きな気持ちになれ考える作業も楽しくなりますし、どうすれば実現できるかの知恵や工夫も出てきて良いアドバイスにも出合えます。
そのようなイメージで将来と現在の自分をつなげていくことが大切です。
時間の価値をお金の価値に変えること
資産形成の中心としてコツコツとお金を積み立てまとまった金額にしていくには、金利が3~5%前後で複利の効果を利用しても15年以上の時間はかかります。
つまり、これから過ぎていく時間はみな平等に同じ時の刻み方をしますが、振り返った時に時間の使い方で残る資産が大きな差になるということです。
無理のない範囲内で資産をふやすために使える時間とお金があるのであれば、時間の価値をお金の価値に変えていくという時間の活用をぜひ実行していただきたいのです。人生はよく山登りに例えられますが私は、お金に関しては川下りのイメージで捉えています。
何もしなくても時は流れすぎていく。ただどう舵を切るかで辿り着く将来は大きく変わります。
今の自分と将来の自分という視点
手元にあるお金の内、今使うお金か将来使うためのお金かの配分を考える。
そして今後の収入と時間を活用して資産をふやし、資産寿命を延ばしていく仕組みをつくる。
今の自分も大切にしながらこれから何年後かの自分も大切にしていくという視点を持つことできっと、心より実現したい将来への道筋が見えてくることでしょう。