松山市のファイナンシャル
プランナーが語る
アラフォー・アラフィフ世代のリ・ライフプランニング
我が国は世界の中でも長寿国であり、女性の2人に1人は90歳まで生きる時代となったこと考えると、アラフォー・アラフィフ世代の方は人生の折り返しに入ってくる時期になるといえます。
20代のときに立てたライフプランを今後、必要なものに見直す、リ・ライフプランニングが重要だと感じている方も多いのではないでしょうか。そこで確認すべき項目をいくつかご紹介したいと思います。
リ・ライフプランニングで確認することとは
まずは、病気の備えの中でも収入減に対する備えです。
住宅ローンや教育資金などの支出増や老後の資産形成も強く意識をしなければならない中、健康診断等での指摘が気になる生活習慣病などの長期に渡る治療が必要な病気になった場合の就労不能や就労制限による収入減に対する備え。
これにより支払いが一気に厳しくなり、キャッシュフローや老後の資産形成に大きな影響を受ける可能性を踏まえて、しっかりと準備しておく必要があるでしょう。
次は、40歳から保険料の支払いも始まる介護の備え。親の介護を意識する年代でしょうし、自分の子供たちに経済的・時間的な負担をかけないためにも検討が必要な項目です。
どのような準備をするかですが、例えば早い段階で民間の介護保険を使って準備することで、50・60歳代に加入するのに比べて、一般的に総額支払保険料を抑えた上で、しっかりとした準備をおこなうことができます。
人生で一番大変だといわれる時期
このようにこれまではあまり考えなかった内容について重視する必要が出てくるアラフォー・アラフィフ世代。今後は選択肢や時間も限られる中、どのような準備をするかで、振り返った時に大きな違いが出てきます。人生で一番大変だといわれるこの時期に、しっかりとした、リ・プランニングすることで、今までとは違う安心感や新たな気づきがある世代なのでしょう。